神宿主(とやぬし)を3度つとめると破産するといわれたほどお金のかかった役割を、酒田旅館業組合の仲間である「最上屋旅館」さんが勤めていらして、匠町の神宿開き(とやびらき)が本日から始まっております。

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神宿主(とやぬし)を3度つとめると破産するといわれたほどお金のかかった役割を、酒田旅館業組合の仲間である「最上屋旅館」さんが勤めていらして、匠町の神宿開き(とやびらき)が本日から始まっております。お神酒もいただけますのでぜひお立ち寄りください。

酒田祭りの神宿当番にあたった地区は受け神宿(うけと)と本神宿(ほんと)という役を2年がかりで受け持つのですが、5月20日の例祭の最後に受け神宿(うけと)の神宿主(とやぬし)が神様をお預かりし1年間大事にご奉仕するの習わしです。

私も裃(かみしも)に帯刀して行列(くねり)に4回ほど参加させていただきましたが、酒田祭りが神事であることを知ったのが40過ぎてからでした。それまでは祭り屋台、出店、お化け屋敷、サーカス、テキ屋さんが日和山公園から中町まですい〜っと並ぶ喧騒が祭りだとばかり思っていました。 

神輿の会に参加してる若い方々がたくさんいらっしゃいますが、神宿当番になったときは町内会の一員として神さまのお守り役にご奉仕してみてください。必ず価値観が変わります。

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