【幽玄な能で楽しむ遅い夏】
【幽玄な能で楽しむ遅い夏】
神明さんの名前で親しまれいている松山皇大神社夏の例祭で、今年も松山能が奉納され、地区の人や愛好家など、百数十名が、残り少ない夏の宵を古典舞踊の鑑賞で楽しみました。この日の出し物は「屋島」、京の旅の僧が四国の源平合戦の古戦場で出くわした不思議な体験がテーマです。クライマックスは、義経の亡霊が、ダイナミックな剣舞を披露するところで、煌びやかな衣装をまとい、舞台狭しと動く義経の舞を存分に堪能することができました。
祭りの提灯を晩夏の夜風が揺らすころ能の上演は終了、参加者たちは例祭の幽玄な雰囲気に酔いながら家路につきました。
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