【絢爛・山寺塞道幕展示】

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【絢爛・山寺塞道幕展示】

小正月の行事として山寺に伝わっている「塞道(センド)」は、「道祖神信仰」と、「鳥追い行事」が定着したものと考えられ、文化文政年間から始まったと伝えられています。かつては、わらを使って祭りの場所が組まれたり、太鼓合わせなどの厄除けの行事もあったそうですが、現在では、村ごとに、祭りに使っていた神具や飾りなどを、お正月にかざって往年のにぎわいを忍んでいます。
同様の行事が市内各地に伝わっていて旧市に何枚かの飾り幕が残っているように、山寺でも地区ごとに6枚の賽道幕が大切に引き継がれています。
山寺コミュニティ振興会では、1月5日(木)から9日(月祝)の間、各村々に伝わる賽道幕を3枚、コミュニティセンターで公開します。
公開されるのは 斬新な色合いと秀逸なデザインの「唐子花車引き出し図」(上荒町)、頼光主従や酒天童子、その眷族たちの酒宴の様子が楽しく活き活きと描かれている「源頼光山入りの図」(横町)、端正な構図と精緻な描写が見事な「朝日に鶴・亀・松・竹図」(中の丁)の三点で、いずれも、旧市の塞道幕に優るとも劣らない逸品ばかり。

御正月ならでは、珍しい展示。皆様、是非山寺までおいでの上、ご高覧ください。

 山寺塞道幕展示
   期間 1月5日(木)から9日(月祝)
   場所 山寺コミュニティセンター 62-2934
   展示 
   「唐子花車引きだし図」(上荒町 約9.5m*1.6m )
   「源頼光山入りの図」(横町 約9.0m*1.6m)
   「朝日に鶴・亀・松・竹図」(中の丁 約4.5m*1.0m)

   ※7日(土)10:00~展示会場にて呈茶(有料)あり

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